1. HOME
  2. >> 週刊少年ジャンプ感想|ワンピース
  3. >>[WJ]第622話「タイヨウの海賊団」感想−タイヨウの海賊団の快進撃と少女コアラ−

ジンベエによって語られた、魚人島の歴史。
人間たちから迫害を受けていた魚人や人魚たちの中で、オトヒメ王妃は「世界会議(レヴェリー)」に参加し、人間たちにみずから歩み寄ることを提案しました。
その一方で、立ちあがったもう一人の人物フィッシャー・タイガーは、聖地マリージョアを襲撃し、奴隷を解放するという行動に出ました。
魚人や人魚の住む魚人島を思いながらも、相反した二人の思い。
それから、どのように進んでいくのでしょうか。

魚人島の英雄

フィッシャー・タイガーは、聖地マリージョアを襲撃する前に、ネプチューン王に冒険の報告を兼ねて、奴隷の解放の意思を伝えていました。
ネプチューン王がフィッシャー・タイガーに旅の中で何を見たかを問うと、フィッシャー・タイガーは「人間です」と一言。
この短いセリフに、タイガーの強い思いがこもっていそうですね。
タイガーのマリージョア襲撃事件で魚人島の立場が悪くなってしまったことをネプチューン王は嘆いています。
オトヒメ王妃も、多くの国民がタイガーを支持してオトヒメ王妃の署名を拒否する状況に苦悩しながらも、絶対にあきらめようとしません。
タイガーもオトヒメ王妃も、魚人島を思っての行動なのでしょう。
ただ、相反する二つの思いは、大きくすれ違ってしまっていました。

「タイヨウの海賊団」の反響

当時15歳だったホーディ・ジョーンズやのちに新魚人海賊団を結成することになるゼオ、ダルマ、ドスン、イカロス・ムッヒは、タイガーの奴隷解放を知り、活気づいていました。
偉大なる航路(グランドライン)での海軍との戦闘で奴隷の引き渡しを求められても、タイヨウの海賊団の船員たちは「証拠が無い」と、タイヨウのマークで奴隷の焼印を消して、海軍を返り討ちにして見せました。
タイガーの目的は人間への復讐ではなく、魚人たちの人間からの解放でした。
復讐を繰り返しては、それが結果的に未来の魚人族の首を絞めることになると、タイガーは察しているようです。
「タイヨウの海賊団は人間を決して殺さない」
それを鉄の掟とするものの、アーロンだけは意に介さないようで、ジンベエに殴られてしまっていました。
そんな中、タイガーには2億3000万ベリーの、ジンベエには7600万ベリーの懸賞金がかかるのでした。

奴隷の子供とタイガーの誓い

3年たち、現在の世界から12年前となったころの話です。
タイガーが聖地マリージョアを襲撃した際に逃げ出した「コアラ」という子供が、親のいる故郷に帰るために、魚人海賊団の船に乗せてもらっていました。
コアラ自身に罪が無いとはいえ、人間を相手に気分を荒げるアーロン。
コアラは血を流してしまいますが、なんと次の瞬間、床を掃除し始めました。
必死に謝り、命を乞いながら、コアラの表情は少しも変わりません。
表情をゆがめるわけでもなければ、涙を流しているわけでもありません。
その様子に魚人たちは「奴隷としての生き方が染みついている」と、あきれたような、興醒めしたような表情を浮かべています。
タイガーはその後、コアラにもタイヨウの海賊団の焼印をしますが、コアラはそのショックで気絶してしまいました。
目が覚めても、泣かないばかりかニコニコして話し続けるコアラに、タイガーは、自分たちは誰も殺さない、人間と一緒にするなと一喝。
持っていた銃を海へ投げ捨ててその意思を示し、コアラを故郷へ送り届けることを約束しました。
それを見て、ようやく心を許せると悟ったコアラは、大粒の涙を流すのでした。

この記事の感想を受付中です(^^)
お気軽に投票してください。

当サイトのTwitterをフォローして新着情報をゲット!

気に入っていただけたらソーシャルボタンでシェアしてください(^^)!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ページの先頭へ